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知ってほしい傘の歴史!! 洋傘の歴史とは!!

傘は大きく分けて二つの種類があります。

日本を含む東アジア地域で昔から使われているものを和傘というのに対し、ヨーロッパなどで使用されてきたものを洋傘と一般的に呼んでいます。

 

洋傘の歴史は非常に古く、その歴史は人類の文化が誕生した頃から、存在していました。

古代オリエント文明の残した壁画には、壁画に描かれている人物が傘を持っている絵が描かれているものもあり、これは傘が4000年以上前から存在したという証拠になっています。

 

こうした壁画に描かれている人物の多くは、国王などの当時の権力者でした。

権力者の隣で傘をさしている従者の姿は、この当時傘が権威の象徴を表す道具の一つであることを物語っています。

 

実際に古代の洋傘は一般庶民が雨を濡れることを避けるために使用されたものだけではなく、貴族などが日焼けを防ぐためのものとして使用されてきました。

こうした洋傘の使われ方はヨーロッパからインドにかけて、ユーラシア大陸の広い地域で普及していました。

 

洋傘がより多くの人に使用されるようになったのは、古代ギリシア時代からです。

国王などの特別な身分の人間だけではなく、比較的裕福な家庭の女性なども、外出をする際に、従者に命じて日よけのために傘を持ち歩かせました。

 

こうした当時の風習は、当時の画家が描いた絵などにも残されています。

こうした傘に対する考え方はその後もヨーロッパ社会では、根強く定着していきます。

 

傘とは富裕な人間だけが持つことのできるものであり、権威の象徴であるという考えがヨーロッパ社会には現在でも残っています。

こうした考え方は、傘を便利な道具としか考えていない東洋人とは大きな隔たりがあります。

 

現在のような洋傘が発明されたのは13世紀ごろのことです。使用するときだけ開くことができ、保管するときは閉じることができる機能が初めて発明されたのは、イタリアだと言われています。

その後、こうした機能を持つ洋傘はイベリア半島の国にも伝わっていきました。

 

その後、この開閉式の洋傘はヨーロッパ北部にも伝わり、フランスでは洋傘は日差しを防ぐためだけのものではなく、高い建物から落ちてくるゴミなどを防ぐためにも使用されるようになりました。

 

現在のような雨に濡れることを防ぐ目的で使用される雨傘は18世紀の後半から普及しました。

現在の傘とほぼ同じような構造の傘が使用されるようになったのは当時のイギリスで、この頃から洋傘は、雨の日にも使用できるものとして定着していきます。

 

ですが、傘は日よけのためのものとして考えられてきたため、雨の日に傘を持ち歩くことは恥ずかしいことだという考えも、当時は残っていました。

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